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AviUtl|基本効果をスルーした人へ

今回のテーマはAviUtlの「基本効果」です。 「基本効果」という名前ではありますが、使い方をまるで知らない初心者さんはたくさんいるはずです。少なくともこのうp主は動画を始めて1年くらい、基本効果について認識していませんでした。 だからゆっくり映像学区が扱ってみようというわけです。 基本効果へようこそ。 基本効果の出し方くらいはだれでも知っています。 まずはオブジェクト(タイムライン上の画像・図形・テキストなど)があります。 右上の「+」マークを押してください。 「基本効果」までマウスを持っていってクリックします。なんだかいっぱいありますね。 基本効果 >反転 上下を反転できるし、 左右も反転できます。 輝度の反転で明暗を反転させることができます。 透明度の反転は、クロップやマスクした素材を反転させたいときに便利です。 基本効果 >リサイズ オブジェクトの縦横比に頼ると面倒な時にリサイズを使います。サイズ変更をより手軽にできるからです。 「リサイズ」では、X軸とY軸ごとにサイズを調整することができます。 基本効果 >移動系 他にも「座標」「拡大率」など、移動にかかわる基本効果がいくつか用意されています。 これらはイージングで移動させるときに便利です。たとえば「オブジェクトのXYZ座標・回転角度の設定」でイージング23をかけている時に、「基本効果」のパラメーターに別のイージング22をかけることで、流れのあるイージングができます。

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動画を作る皆さんに読んでほしい”別領域”の1冊

チュートリアルへの問題提起 「いい感じだね」と評価されるような映像制作をしたい。そのために必要な知識はなんでしょう? それはレイアウト - デザインの知識です。 本の表紙・ポスター1枚を作るためにグラフィックデザイナーが必要でしょう。であれば、何枚ものの静止画が合わさった「動画」でもデザイナーの心得が必要なのはあきらかです。 この「デザインの知識」は決してセンスのようなぼんやりしたものではありません。むしろほとんどの部分は、デザイン界隈お決まりの作法が既に用意されています。以下は一例です。 テキストの上下を揃える 余白を確保する ブロックごとに線で区切る 動画のテロップをセンスだと悩んでいる方は多くいらっしゃるはずです。 しかし、悩むのはまったく時間の無駄です。いくつかの正しいアプローチが既に確立されています。 これらの知識は、動画(とくにテロップ)のデザインでも取り入れることができます。 にもかかわらず、未だに「テロップ制作を上手くなるにはどうすればいいですか?」という問いに対して、「センスを磨くべきだ」なんてビミョーな答えをする教材がたくさんあります。 それらは間違っています。動画の見た目を良くするなら、「まず静止画のデザインから知識を採用する」べきです。 映像学区はチュートリアル系動画のこのような不十分さをちょっぴり心配しています。「デザイン」の1単語が、現在に至っても多くのチュートリアル系YouTuberの口から出てこないからです。 書籍に至っても同じです。 動画編集ソフトの使い方(たとえばテロップの召喚方法・レンダリング方法)を教えてくれる書籍は山ほどあります。けれど「編集」以前に広義の意味で企画をデザインする段階、そしてそれをもとに細部のレイアウトをデザインする、という主張が全く見られないのです。これでは初心者に不親切極まりないではありませんか。 動画のデザインを上げる本 今回は、デザインの知識をド素人でも勉強できる書籍を紹介します。 それが「デザイン入門教室」です。 レイアウト・色の概念から、書体・インフォグラフィックといった細部の知識まで。ここまで丁寧に読者を誘導してくれる書籍は、これくらいでしょう。動画編集の時に手元に置いておくことをおすすめします。 デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ (Design &IDEA) created by Rinker ¥1,832 (2024/05/04 02:07:11時点 Amazon調べ- 詳細) Kindle Amazon 楽天市場 詳細は映像学区の動画で。

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AviUtl|やさしいグリッチの作り方

AviUtlでラクにグリッチを作る方法。それがYouTubeに不足していることに、何年か前から気づいていました。そこで映像学区が作ってみようと思い立ったわけです。 グリッチ制作から、もう1つ学ぶこと。 エフェクトを作りたい!となったとき、すべてを自分の手で作るのは最もスタンダードな編集方法でしょう。しかし、実際にはたくさんの映像作品がプラグインやプリセットの力を借りていることも忘れていはいけません。 プラグインやプリセットのような外部素材を「かっこわるいから」という理由で使わないのは、もったいないのではないかと思います。心配のしすぎだし、使い方を考えればいいだけのお話。 動画とは少しキョリを置いた例えバナシをしましょう。多くのWEBサイトには「Social icon (TwitterやFacebookにつながる)」のようなアイコンツールがあります。これらは「icon8」のようなサービスにつないで、引っ張ってきていることも多いそうです。すべてを自作しない、という選択肢があります。 同様のことは動画にもいえるのではないでしょうか。オリジナルの動画構成要素に、味付けをフリー素材でまかなうのは十分可能です。今回のAviUtlグリッチ表現も、合成モードというステップを挟むことで違和感のないクオリティに仕上げました。 「チュートリアルでフリー素材に頼るなんてずるい」と言われても返す言葉はないですが、外部素材もうまいこと調整するとプラグイン感を出さなくて済むことをお伝えできたと思います。 詳しくは動画で。

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映像制作のデータ整理術

映像制作のデータ管理は初心者がつまづくハードルの1つです。駆け出しのクリエイターからすれば、膨大なデータの整理は、Powerpointでスライドを作る事務作業よりもずっと難しく感じるはず。 なぜでしょうか? その理由はプロジェクトファイルにあります。PowerpointやWordでは、いちど素材を読み込むとプロジェクトファイルにも埋め込まれます。だからどんなPCでも同じ資料を開くことができるんです。 しかしAfterEffectsやPremiere Proのような動画編集ツールでは、仕組みが違います。プロジェクトファイルの中に映像素材が埋め込まれません。 代わりにプロジェクトファイルに書き込まれるのは、「素材がPCのどこにあるか」という情報だけです。 つまり素材の場所をずらすと、プロジェクトファイルが読めなくなるということ。映像素材をタイムラインに入れてからレンダリング完了までのあいだ、参照元のファイルを動かせないのです。 いつか素材のデータを整理したい。でもそれは同時に過去のプロジェクトをダメにすることを意味しています。だから映像制作のデータ整理をするときは、正確な配置方法を知っておきたい。

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