月報へようこそ
こんにちは、映像学区です。
週報を書くのが負担だったのでしばらく休止していましたが、月に一度の活動報告であれば書けるのではないかと思って、4月から執筆してみることにしました。はたして継続性があるのか、書いている本人もあまり自信がないのですが、温かく見守っていただけますと幸いです。
1. 超かぐや姫!を観に石巻へ
2026年上期を”彩った”劇場アニメといえば 『超かぐや姫!』 だ。
当初の 「1週間限定劇場公開!」 という触れ込みをあっさり捨てて、もう何か月経ったかわからない。ネットの通話仲間に 「一番観てそうなのになぜ観ていないのか」 と話題を振られ、アニメオタク具合を買いかぶられすぎだなと照れていたら、大学時代の後輩にまで 「早く観るべき」 と圧をかけられる始末。
ということで観に行った。
入場特典 - トリノコシティ
なぜ石巻
これまで劇場アニメといえば、ARIA the Benedizioneにせよ、パリに咲くエトワールにせよ、大きな劇場に聴衆わずか数人という、とてもしずかな環境でばかり観てきたことに気づいた。
そんな経験もあって、超かぐや姫!もそんなものだろうと高をくくっていたら、なんと休日の仙台近郊の映画館はほぼ満席状態。レイトショーもなく上映回数が充実していないのが理由だろうか。
周りを他の客に囲まれて肩身を狭い思いで観るのには耐えられない!と思ったので、ドライブがてら石巻のイオンシネマまで足をのばすことにした。たまにはそういう週末があってもいい。
到着が早すぎたのでお昼を食べることにした。覇気のない人生を送っているので、普段はこってりしたものを食べないのだが、時間帯のせいかどこも混雑していたのでラーメンにした。おいしい。
感想・評論
私は2時間、たしかにツクヨミ(本作の舞台となるVR空間)にいた。でも劇場を出たら、まぶしくてうんざりするほど”休日のイオンモール”だった。とりあえず、夜ご飯のお弁当を買って帰った。
-
『超かぐや姫!』 を観た。どこかで観たあの作品・インターネット上の光景を人々に思い起こさせるが、想起する対象は個々人でまったく異なる。人を選ぶと見せかけて、他に例をみないほど包摂的な劇場アニメ。自分は『楽園追放』と『失われた未来を求めて』を感じたけどこれはほんの1例でしょうね。
-
『超かぐや姫!』 は残酷な作品で、最もハッピーエンドになれないのは映画を観終わった視聴者だ。劇場から出れば電子の海はあるのにツクヨミは存在しない。幸い、制作陣はヤチヨを現実に召喚しようと努力しているが、メタバース概念を産んだMetaは一刻も早くスマコンを作って責任を取らないといけない、本当に”
-
『超かぐや姫!』に対するTwitter上の批判は、あまり的を得ていない。たとえば 「〇〇の作品に似すぎだろ」 みたいなロジックであれこれ言われるならわかるのだが、批判勢からそのような具体的な作品・比較が一切出てこない。読みが浅いのではないか。
-
唯一まっとうな批判は 「上映時間が長すぎてトイレが我慢できない」 というものだ。比較的空きのあった石巻のショーでさえ、途中退席が5人も発生していた。
2. AviUtl2 Source Monitorプラグインを制作した
私の知り合いは、動画制作に Adobe Premiere Pro を使っている。比較的長回しの舞台や風景といった実写コンテンツの撮影をメインにやっているようだ。そんな彼は最近、Premiere ProからAviUtl2への乗り換えを検討していることを打ち明けてくれた。
現行 Premiere Pro の不満
Adobe Premiere Proはたしかに業界標準の優れたソフトで、Adobeエコシステムの一翼をになう動画編集ソフトだ。しかし近年、趣味やライトな制作ツールとして扱うにはデメリットも目立つという。
まず価格面だ。Premire Proはサブスクリプション形式で提供されていて、単体プランは3,280円/月(2026年6月現在)で購入することになる。「まぁそれくらいなら必要経費だ」 と支払った後に待ち受けているのが、要求マシンスペックの問題である。昨今、AI機能などを充実させた皺寄せがきているのか、LightroomでもPremiereでもバージョンアップのたびにAdobeのソフトは挙動が重くなっていく傾向にある。これがかなりのストレスらしい。ほどほどに良いスペックのPCでもプレビューがカクつく。
Premiereの挙動を軽くするために、ある程度編集したらレンダリングをかける必要がある。レンダリングにも時間がかかるわけだから、あまり効率が良いとはいえない。
そんな中、AviUtl2は、同じ素材を読み込んだ時に、明らかにPremiereよりもサクサクと軽快にプレビューすることができる。従来のAviUtlでは、32bitソフトであるがゆえのメモリ制約により、プラグインによるレンダリングの必要があったが、AviUtl2ではもはやその必要もない。
Premiere にあって AviUtl2 にない機能
ではPremiere ProからAviUtl2に移行するにあたって不足している要素とはなんだろうか。
それが ソースモニター だ。ソースモニターとは、長尺のメディア素材をあらかじめカットして、使いたい部分だけをタイムラインに投げ込むことができる機能だ。
長尺の素材が多いという人にとって、このような機能がAviUtl2にがあれば救いになるかもしれないと考えた。切り抜き師にもAviUtlを使っている人はそれなりに多いと聞く。
UI付きプラグインの制作経験などほとんどなく、分からないことだらけで、Claude Codeを質問攻めにしていたら、あっという間にトークンがなくなってしまった。
3. 今月の音楽 『アバウト - 夕凪機』
少女革命計画より。ポリスピカデリーさん作曲。サビの変則的なメロディーが印象的で、一度聴いたら忘れられない音楽に仕上がっています。もっと聴かれるべき元気で切ない音楽。







