1. SDカードを購入
長年使ってきたSanDiskのSDカードが挙動不審になってきたので、SONY製のものに買い替えました。
なにげに初めての UHS-ii です。
今更UHS-iiデビューかよと思われるかもしれませんが、これまでは4K60p収録の場面でもなんだかんだUHS-iで事足りていました。長旅に出かけることが多かったので、大容量版が1万円以内で手に入るUHS-iはかなり都合がよかったのです。
こういう 「無理に最高スペックのメモリーカードを買わない」 というのは私だけの特殊ケースではないようです。EOS R6のようなフルサイズ機で映像趣味をしている知り合いも、 「Log撮影に特段興味がないからUHS-iiは必要ない」 という理由で未だにUHS-iでバリバリ運用しておられます。要件さえ理解していれば、安価なカードでも撮影は大いに可能なんですよね。
せっかくUHS-iiのメモリーカードを買うなら、 SONY TOUGH SF-Gシリーズ にしとけばよかったなーとちょっと後ろ髪引かれる思いもあります。速度と信頼性が圧倒的に違うみたいです。しかし小さなメモリーカード1枚に ¥30,000 程度費やすことになりますので、やっぱり躊躇するなぁという気持ち。CFexpressカードとか使っている人本当に尊敬します。

1.5 関連資料での気付き
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EOS R6で、4K59.94p Log記録するにはUHS-iiが必須
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EOS R7では仕様が異なる?(おそらくUHS-iでも撮影可)
https://cam.start.canon/ja/C004/manual/html/UG-09_Reference_0100.html より
3. 今週の読書 『民族がわかれば中国がわかる』
★★★ [ 傑作 ]
中華人民共和国(および近隣諸国)に居住する民族1つ1つにフォーカスした書籍。日本にはない 「民族」 という概念を理解する第一歩として役立ちますし、そもそも中国のガイドブックとして斬新かつわかりやすいアプローチの本だと思います。おすすめ。例えとしてはセンスが終わっているかもしれませんが、「ぴよぴーよ速報」 みたいな歯切れの良さがあります。
「日本でよく知られている〇〇族の人はこの人です!」というノリで、著名人が紹介されているのが印象的でした。満族の章に 愛新覚羅溥儀 が登場したあたりで 「ん?もしや‥.」 と感づきましたが、予想通り、JR大井町駅の広告で馴染み深い、眼科医の 愛新覚羅 維 先生 が紹介されていました。著者の安田峰俊さんは、もはや読者のツボを完璧に理解していると思われます。

チベット自治区のラサにはいつか行ってみたいと思いました。標高は4000m以上。雲の上の古代都市をいつかこの目で見てみたい。しかしチベットは宗教的・政治的な理由で厳重警戒が敷かれている地でもあり、外国人の観光については、入境許可証に加えて、ガイドの同行が必要になるそうです。さすがにチャレンジングが過ぎる。

4. 今週の音楽 『Transistor - Endorfin.』
藍月なくるさんがボーカルを務めるサークル Endorfin. が、M3-2022年春でリリースした曲です。電子的な冷たさを表現した曲の中にバンドサウンドの熱血感が見え隠れするのが本当に大好きで、作曲担当のsky_deltaさんの腕にはいつも脱帽です。