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メーカー別、ミラーレス一眼に対する個人的偏見

※あくまで偏見の寄せ集めですから、誤り・失言・妄言を多分に含みます。

Canon EOS

ボディのデザインがかっこいい。スポーツとか鉄道とか飛行機とか高速の被写体に強そう。バズーカレンズが豊富。レトロ・エモという言葉と縁が無いメーカー。でもそれがいい。操作系をどうするかで絶賛迷走中。液晶はバリアングル。そろそろフルサイズのサードパーティーレンズが欲しい所だが、過去おもに会津のレンズメーカーがCanonにトラウマを与えたせいか、各社なかなかRFマウントに参入させてもらえない。でも純正は純正でレンズ開発部門の性癖が歪みまくっていて、極端なレンズしか出さないのでついていけない。信じられないかもしれないが、豚鼻のような形状の広角レンズがある。

フルサイズ前提で揃えるとよさそうなレンズラインナップ。自分ならRF14-35mmF4 と RF70-200mmF4をまず買う。高価なズームレンズと格安STMレンズと巨大単焦点レンズはあるが、中庸な単焦点レンズがいまいちない。XF50mmF1.0とXF50mmF2はあるのに、XF56mmF1.2がいないみたいな感じがある。完全にFUJIFILM Xと逆の思考をしている。

自分が買うならEOS R8。4K60pがノンクロップで収録できることと、自分がボディ内手ぶれ補正アンチであることが理由。RFレンズは積極的にISを載っけてくれるので、わりと手持ち動画向き。EOS R3とかCinema EOSとかもかっこいい。でもなんだかんだ全てが高価で、遊びの余地がなくて渋る。

Nikon Z

ボディのデザインが角ばっててかっこいい。動物とか自然とか撮りがち。三脚座付きの望遠レンズはシュッとしててかっこいい。径が大きく、フランジバックの短いZマウントが印象的。その特徴を活かした「α→Z」とかいう業の深いマウントアダプターを開発する中華メーカーを、ファームウェアアップデートで規制すべく、日夜チキンレースを繰り広げている。Nikonのレフ機で写真を撮っていた学生が、会社に就職した後にZを買う。

Z6iiいいなと思ったが、4K60pがAPS-Cクロップされるのが玉に瑕。その割にAPS-C用のレンズが少なくいまいち。廉価機だと10bit logの4K60pを撮らせてくれない傾向にある。

フルサイズの割には、比較的手ごろな価格でレンズを出してくれるメーカー。TAMRONと仲がいいらしい。純正は何年かに一度のペースで、愛称付きのきわめて思想の強い単焦点レンズを出す。

フルサイズ前提で揃えるとよさそうなレンズラインナップ。Z 70-200mmF2.8のデザインが本当にかっこいい。逆に、Z 14-30mmF4 だけは信じられないほどダサい。なんだあのフィルター部分。写真旅動画では小三元広角ズームが必須なので「やっぱいいや」となる。望遠以外のレンズにあんまりレンズ内手ぶれ補正を入れてくれない。個人的にはCanonのようにレンズ内ISを入れる方針のほうが好み(広角の動画で変な歪みが出にくいため)。

Nikon Z9は本当にかっこいいと思えるフラッグシップモデル。いつかこういうカメラ買いたいなと思わせてくれる。あとは廉価機の動画機能とレンズラインナップ(と貯金)次第。4K60p10bitを求めると高価なので渋る。

SONY α

ボディのデザインがグリップの深さ以外ほぼ変わらない。代わりに中身の技術進歩がいつも凄まじい。Vlog撮りがち。絶対に縦グリ一体型カメラを出さないメーカー。純正だけではなくサードパーティーも元気。今やカメラやレンズの世代が一周しお手軽感のある機材が豊富だが、フルサイズセンサーでまともに動画を撮ろうとすると急に値段が高くなる。

自分が買うならα6700かFX30。α6000シリーズはコンパクトで剛性感がありかっこいいデザインだと思う。最近やっと4K60p 10bitが撮れるようになり、大きな弱点はなくなったような気がする。この辺のAPS-Cマジでおすすめ。「APS-C用のF2.8望遠ズームがないぞ!」と言おうとしたら、あった→ https://www.tamron.com/jp/consumer/lenses/a058/

Eマウントレンズは豊富そのもの。純正もTAMRONもSIGMAも中華メーカーも、普通のレンズを作りすぎていよいよ飽きてきたのか、最近はもうメーカーの性癖で勝負しているとしか思えないような、変なレンズを開発する段階にきている。

70-200mmGM2はすごいらしい。1型と比べてスイッチが増え、絞りリングが付き、画質も上がったのに、重さが2/3になった。SONYのエンジニアは物理法則を歪められる能力者か何かだと思う。レンズのラインナップに弱点が本当になく、強いて言えばSIGMAのズームリング回転方向が純正と逆なことくらい。

なんというか、ユーザーにもメーカーにも将来性を伴うような印象がある。たぶんEマウントはこれからも成長するし、機材としてのステップアップ先がいくらでもある。写真で言えばα7RVやα9、動画で言えばFX6やFX9など本当にキリがない。でも当然これらは高価なので、やっぱり穴場はα6400・α6700などだと思う。でもジョイスティックがないので渋る。

LUMIX S

重厚感のあるボディやレンズがかっこいい。各社が軽さを売りにしたフルサイズミラーレスカメラを発表する中、ここだけは1000g超えのLUMIX S1を発表し、格の違いを見せつけた。あらゆる単焦点レンズやズームレンズを同じサイズで設計しないと気が済まないらしい。それどころか最近はボディまで共通化し始めている。配信者のk4senさんがS5iiを使っている。動画の知識豊富なおじさんがよく使っている。ユーザーが勝手にクソデカ外付けタリーランプを開発しがち。

ボディやレンズが中庸of中庸の性能を追求しているためなのか、べらぼうに高価なものが少なく消費者にやさしい。写真メインの人にはいいかもしれない。唯一の弱点は4K60p 10bitの動画を絶対ノンクロップで撮らせてくれないこと。APS-Cクロップでは撮影できるが、APS-C向けの純正広角レンズが存在しない。SIGMAの10-18mmF2.8はあるが、ズームリングの回転方向が純正と逆なのでちょっと敬遠。なんですか、LEICAの11-23mmを買えということですか。

でもあらゆるレンズとボディがかっこいいので、いつかLマウント行ってみたい。ついに最近のアップデートで動画でも広角が歪まなくなった。すごい。マーケティングが炎上しがちでかわいそう。普通に応援してるし検討している。

FUJIFILM X

古き良きカメラのデザインに最新の機能を載せることで定評がある。APS-Cと中判のセンサーで「他とは違うんよ」感を出していくメーカー。最近新品中古問わず明らかに価格が跳ね上がっており、供給不足も相まってユーザーにお気持ち表明されている。でも結局買っていく。良質な単焦点レンズが多い。私は35mmF1.4と56mmF1.2のファン。最近動画ユーザーを虜にしようとして方向性に若干迷いが生じつつある。

レンズは基本的にフルサイズ向けほど高価ではない。新品10万円台でちゃんと買わせてもらえる。しかもAPS-Cでラインナップが完結しているのでなんでもある。インナーズームのF4広角ズームもちゃんとあるし、望遠側には50-140mm・100-400mm・150-600mm・200mmF2(実質サンニッパ)と充実。最近レンズの世代が一周したので中古が安くなっている。

X-T5を検討している。これまで動画の手振れ補正が最悪(揺れをビタ止めしすぎる・広角で歪む)だったので、それが解消していれば、X-T3から普通にステップアップすると思う。この点X-H1やX-T4はあまりおすすめできない。

カメラボディが値上がりしているので、初心者が参入しにくくなっているイメージがある。あんまり高くなりすぎる場合は、いっそ手の届きやすいマイクロフォーサーズで映像学区を撮るのもアリかなと思っている。

OM SYSTEM・ LUMIX G

LUMIX GH5・BMPCC4Kが一世を風靡したのと、猫を撮っている岩合さんが昔使っていたことで有名。マイクロフォーサーズセンサー連盟。センサーが小さいことが暗所でネックだが、「強力な手ぶれ補正で止めてハイレゾショット」などトリッキーな工夫でどうにか乗り切っている。本当に偏見だが、APS-Cやフルサイズとは写真の撮り方が根本的に違う気がする。海外のレビュー動画が明らかに少ない。

ユーザーが変な遊び方をしていて怖い。E-M1Xをキッチンでごしごし水洗いしている写真家や、GH2あたりに変な中華レンズを付けて映像コスパ勝負をしているYouTuberはまだマシなほうである。「GH4にAG-GH4Uが至高!」と言っている人たちや、Vlog機であるはずのG100のことを飛行機や野鳥を撮るためのカメラか何かと勘違いしてる人たち、放送用B4マウントレンズを付けようとしている人たちは、総じて知識量のおかしいプロなので、決して舐めた態度で近寄ってはいけない。

レンズは基本的にフルサイズ向けほど高価ではない。ミラーレスカメラを切り拓いたメーカーとあって、レンズはズームも単焦点も山ほどある。安い明るい小さいレンズが多い。でもユーザーの「この小ささで大三元F2.8なんですよ!」というアピールにはどうしても違和感を憶える。O.I.S(おいすー)。LUMIXは動画に全力を注いでいるが、意外にも電動ズームレンズはこれといって有名なモノがない。でも俺たちには夢の絞りリング付きF1.7ズームがある。

ボディを買うならOM-1・G9ii・GH7。4K60pもHLGもなんでもある。GHシリーズだけバッテリーグリップがなぜか無いらしい。レンズを買うなら、「広角:8-18mm・10-25mm」「標準:25mmF1.2」「中望遠:42.5mmF1.2」「望遠:わからん」「便利ズーム:12-60mmF2.8-4・12-100mmF4」という感じ。候補があまりにも多すぎる。

SIGMA fp

©ryuto_tkg

ミニマルを追求する。日本国内(のTwitter)に熱狂的なファンが多い。名物社長がレンズ構成図のTシャツを着て新商品をプレゼンする会津のメーカー。フルサイズのFoveonセンサーがなかなか完成せず、ついには謝罪動画まで出したが、それでもユーザーに暖かく見守られている。

デザインの良さは言うまでもない。SSDを直に挿してRAW動画が撮れるらしい。Iシリーズのレンズ付けるとよさそう。ユーザーがリグの美しさを競うスポーツをしているし、ユーザーが対応アクセサリーを自前で製造している。いつか後継機で4k60pで撮らせてください。そしたら買っちゃうかもしれないです。待望の70-200mm DG DNが出たのでレンズラインナップは申し分ないはず。

LEICA

価格の桁が違うメーカー。色再現とかレンズの描写とかがすごいと聞くが、そういう議論でいちいち買う買わないを判断するカメラではないんだろうなと勝手に思っている。電源ボタンが大きくて押し心地よさそう。個人的にはあまりにも縁が無いので、うっかりネタにすると失言につながることがある。間違ってもSLシリーズのことを「中身LUMIXでしょ」とか言ってはいけないし、Certified by YouTuberとかも悪口なので言ってはいけない。

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