2025/05/28 意外性との出会い

雪原てとら 雪原てとら
2025年5月28日
2025/05/28 意外性との出会い

1. Lapwingしか考えられない

LapwingというVRChat用の3Dアバターを知ってから、XのタイムラインにLapwingのエモい写真しか流れてこなくなりました。助けてください。久さんという方によって制作されたアバターでして、表情豊かなフェイストラッキングに対応していることが特徴。

この絶妙に何処かにいそうな、可愛らしい女性という感じのキャラデザが癖になります。素晴らしい。


 

2. FUJIFILM X Halfが登場

FUJIFILMがまたしてもクセの強いカメラを出したようです。35mmフィルムの半分のサイズで撮る体験を再現した1台で、フィルムシミュレーションも数多く楽しめるそう。供給不足の心配はありますが、お値段10万円は悪くない設定だと思います。

FUJIFILMが軽量さを推している機材は大抵外装がプラスチッキーで、手に握るとなんだか残念な気分になるのが惜しいところです。いっそのことどこかの会津のメーカーみたいに金属の塊みたいなボディにしていただいて構わないのですが、そうすると値段や体感の重さに響いてくるのでしょうね。決して金属塊とはいえないLUMIX S9ですら見かけの割に重いなーと感じる位ですし。

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©️FUJIFILM

  

3. 今週の音楽 『RYDEEN REBOOT - MAJ2025』

国内最大規模の音楽賞として、今年設立された MUSIC AWARD JAPAN(MAJ) から一曲。

MAJについての所感。

YouTubeでティザー広告が流れはじめた先週あたりまでは 「なんか浮かれてんなー」 位の印象でしかなかったのですが、このオープニングを視聴して完全にひっくり返りました。これはすごい。新しい時代にふさわしい音楽賞を本気で作りに来ている気がします。グラミー賞を意識しすぎる余り、まだ演出が荒削りな点もありますが頑張ってほしい。

思えば、これまでの日本の音楽賞って、時代に対してキャッチアップできなくなってきたというか、なんだかテレビ全盛の時代からアップデートできていない感触があったような気がします。一般人の総意ってよりかは、テレビプロデューサー的な視点で 「この人が一番視聴率に貢献したであろう」 という出演者選びに終止していたような。まぁ確かにインターネットの普及で曲の好みが多様化して、老若男女の好みすべてをカバーするのは難しいんですけど。

その点MAJは、音楽がインターネットで再生される時代であることを意識して設計されたことがよく分かります。なんせスポンサーがYouTube Musicとかですから。

新しい時代の聴き方に対応しているからといって、何十年も前の音楽を犠牲にすることはないのもまた良いです。演歌・歌謡曲・リバイバル曲なんて部門が用意されていたりします。


細川たかしのアレンジパートが意外にもRYDEENに馴染んでおりお気に入りです。初音ミク→角野隼斗→千葉雄喜→細川たかし→山口一郎というコンビネーションがこの賞のありようを見事に表現していると思います。


 

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