2024/11/20 ヘアアイロンこそ本質情報

雪原てとら 雪原てとら
2024年11月20日

1. Saloniaのヘアアイロン

1-1. 小さな美容室、問題の本質を語る

いつも行っていた東急線沿いの美容院の予約が取れなかったので、仕方なく地元のこじんまりした美容院に行った。ところがこの店のアドバイスがどれもすこぶる的確で、すっかり行きつけの美容院になってしまった。

「君の抱えている髪の悩みはヘアアイロンで解決する」 とアドバイスを頂いて、試しに店のヘアアイロンで実演してもらった。これが本当だった。なんかいろいろうまくいかない問題の本質は癖っ毛だった。良い髪質してますねなどとテキトーなこと言っていた前の美容院は一体なんだったのかと困惑。問題の本質を教えてくれないことが一番嫌いである。

というわけで、ヘアアイロンについて訊いたところ Salonia スムースシャイン がおすすめだという。私は 「セールスでもない人がわざわざ推しているものは基本買うべき」 と判断するタイプの人間なので、早速Amazonで注文。ちょっと値は張るが、加熱プレートの質が他と比べて抜群に良いらしい。

 

1-2. ヘアアイロンのレビュー

こっちが本題。結論としてはSaloniaのヘアアイロンは最高でありQOLが上がった。これまで美容に対する見識が疎すぎて、メンズでヘアアイロンを買うという発想があまりなかったが、なんてもったいないことだったのかと反省した。もっと幅広い顧客層に普及したっていいくらいの素晴らしい発明だと言える。

Saloniaには3種類のヘアアイロンがあるが、スムースシャインはその中でも最上級であり、定価は 13,000円 ほどする。プレートの品質みたいな細かいことはわからないが、純粋にプロダクトデザインとして一番優れていると思われる。畳むとコンパクトでスリムな形状、落ち着いた色、悪目立ちしない控えめなロゴ。どれもいい。

何気によくできてるなと思うのが 240V対応 であること。海外旅行に行っても差し支えなく使えるのは大きい。おなじ工業製品でも、電子ガジェットはたいてい240Vに対応しているが、ドライヤーやヘアアイロンなどはいまいち対応されておらず選択肢が狭い。実際イギリスに行くときにはドライヤーの買い直しを迫られた。

ちなみに美容師さん曰く、この Salonia という日本のブランド、ヘアアイロンはとんでもなく優秀だが、ヘアドライヤーについてはとことんイケてないらしい。特化型すぎて意味がわからない。たしかにドライヤーは最上級品ですら240V対応していないし、同じブランドでも設計思想がちがうのかもしれない。


2. GFXのシネマカメラ?

富士フイルムがラージフォーマットセンサー搭載のシネマカメラ GFX ETERNA を出すらしいです。

映画用フィルムのほうは 「ETERNA(エテルナ)」 で、シネマカメラの方は 「ETERNA(エターナ)」 と読み方に違いがある模様。ハリウッドのある北米市場を意識して英語読みになっているのでしょうか。そう考えるとSONYの最高級シネマカメラ 「VENICE」 なんて、英語読みとはいえイタリアの地名ですから滅茶苦茶もいい所ですよね。

→ 『映像制作用カメラ 「FUJIFILM GFX ETERNA(エターナ)」を開発』 (FUJIFILM)


3. 三笠宮妃百合子さまの弔問記帳に行った

天皇陛下の大おばにあたる三笠宮妃百合子さまが101歳で亡くなられました。謹んで哀悼の意を表します。

お住まいのある赤坂御用地は大学に近かったので、よく学校帰りに横を散歩しています。しばらくの期間、一般の弔問記帳を受け付けているとのことで、手荷物検査を受けて御用地の敷地内で記帳をしてきました。

誠に不謹慎ながら、こういった御用地の門をくぐることは我々一般人にとってなかなかないことなので、ある意味貴重な機会というわけです。

赤坂御用地を青山通り側から見ると、深い森が続いているのようにしか見えないのですが、敷地内のカーブをしばらく歩いて行くと、洋風な窓が美しい三笠宮邸のお屋敷があり、その前に記帳台が設けられていました。とても落ち着いた雰囲気の邸宅で、いわゆる 「侘び寂び」 に近い美学を感じ取りました。

一般記帳は三笠宮邸のほか、各都道府県庁、各国の日本大使館などでも受け付けているとのことです。

→ 『百合子さま一般弔問記帳始まる 赤坂御用地の三笠宮邸』 (日本経済新聞 2024/11/16)


4. 今週の音楽 「INDETERMINATE UNIVERSE」 (ケムリクサより)

アニメ 『ケムリクサ』 より。夜のニュースみたいなイントロの旋律と、サビボーカルの裏で跳ねまくってるストリングスが大好きです。まさに不確定な世界を表現したような音楽。ボカロ曲 『深海少女』 でお馴染みのゆうゆさんが作曲。キャラクターやユニットごとに7つのバージョンが存在します。実際のアニメEDでは、VOCALOIDの初音ミクが歌唱を担当しています。

→ インスト版 (YouTube Music)

 

 
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