1. アニメ 『わたしの幸せな結婚』
Dアニメストアを再契約しました。夏のあいだヨーロッパにいたので、DアニメもPrime Videoも視聴できなかったんですよね。というかそもそも閲覧できない日本のWEBサイトが多くてびっくりしました。Yahoo Japanですら欧州では閲覧できません。おかげで滞在中は日本のニュースがまるで入ってきませんでした。
話が脱線しましたが、最近アニメ版の 『わたしの幸せな結婚』 を観ました。実家に単行本4巻まであるので読んでみたら止まらなくなった、というのがきっかけでした。人に褒められることがいかに幸せなことか、小さな成功体験の積み重ねがどれほど人の根幹の部分を形成しているか、もうとにかくいろいろなことを教えてくれる作品でした。
原作小説を読んだことがないのでニワカ目線のインプレッションにはなってしまいますが、アニメも納得の完成度なんだけど、どちらかというと演劇でも観てみたいようなタイプのストーリー展開でした。( → と思っていたらやっぱり舞台もあった。) 2025年1月からアニメ第2期が放送されるとのことで楽しみにしています。
2. 長編シリーズ物には向いていない
『日本一周、船の写真旅』 という旅動画のシリーズが連載できておらず、本当に申し訳ないです。制作は続けているのですが、いまいち公開したいと思えるクオリティになかなか至らないというか、なんか違う感を克服できずにいます。
自分には長編シリーズを作るセンスがからっきし無いことを悟りました。できるだけ制約条件を設けず、方向性のあいまいな創作の舞台を用意して、その時に一番作りたいものを出すしかないというわけです。すこし時間を置いたりすると本当に駄目だなって気づきました。気分屋なりに気分屋にしかできない映像作品を作っていきたいです。それはきっとあるはずだし独創的なものでもあると思うんですよね。
ちょうど最近、櫻井政博さんのゲーム講座である 『桜井政博のゲーム作るには』 が完結しました。全256話を1ヶ月短期集中で作ったことが明かされ話題になっています。
あの圧倒的なボリュームはおいそれと真似できるものではありませんが、継続性のない性格でありながら唐突に何か作ってみたくなるクリエイター趣味にとって、あの短期集中で無駄を削ぎ落としたプロジェクトは参考になると思いました。
映像学区 『日本一周、船の写真旅』 シリーズ
3. 新型レンズの発表を見る
Canonから RF70-200mm F2.8 L IS USM Zが発表されました。既存のRF70-200mmのインナーズーム版です。色がブラック・ホワイトの2種類あります。なんだかポケモンみたいですね。ちなみにホワイトのほうが5g重いんだそうです。
Nikonからは映像制作用レンズのNIKKOR Z 28-135mm f/4 PZが開発発表されました。SONYのEマウントから出ている FE PZ 28-135mm F4 G OSS にそっくりですが、絞りリングがコントロールリングになっていたりして方向性に微妙な違いはありそうです。FUJIFILM Xシリーズもこういうレンズ出せばいいのになぁ。
→ 『RF70-200mm F2.8 L IS USM Z』 (Canon)
→ 『「ニコン Z マウントシステム」対応の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ」を開発』 (Nikon)
Eマウントではすでにこういったレンズが、フルサイズ用28-135mm、APS-C用18-110mmで2本出ています。意外ですが、イメージサークルの狭い 18-110mm のほうが 28-135mm よりも高価なんですよね。これは28-135mmのズームがフライバイワイヤ方式なのに対し、18-110mmが機械式のズームリングを搭載していることに関係しているみたいです。
クオリティの高いE PZ 18-110mm F4のレンズですが、最近では中古200,000円台まで相場が下がってきており、FX30を買う人にとっては理想的なレンズなのではないでしょうか。
4. 今週の音楽 「描いてゆこう - けーえぬP」
ボカロシンセポップをご紹介。序盤から終盤まで跳ねるようなリズムが暖かくも非常に切なく、秋に出会えてよかったなと心から思えた1曲です。槇原敬之が歌ってそうな雰囲気。けーえぬPさんの曲だと 『夏が終わる』 もおすすめです。こちらはサビの旋律が好みでして、間奏の変拍子など随所に技巧的な一面を感じます。