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AviUtlでコールアウト・テキストを学ぶ

コールアウト・テキストとは?

「コールアウト」とは図などを指し示す補足説明のことです。日常ではあまり聞き慣れない言葉ですが、テレビ番組の中や取扱説明書の中で見かけたことはあると思います。せっかくですしAviUtlでも作ってみましょう。詳しくは動画へ。


※STEP1の補足(MSゴシックの太字加工)

フォントの選び方についてコメントをいただいたので、説明を追加します。

動画の作例では主に、「源ノ角ゴシック」と「Futura」というフォントを採用しています。いずれもAdobe Fonts等で手に入れられるものです。おそらくプロのデザイナーに教えを請えば、もっと優れた有償フォントを紹介されると思います。ただし正直なところ、アマチュアとして出す動画くらいであれば、ガチガチにフォントに拘る必要はないと思っています。

優れたフォントには、見栄えを90点から100点にする力はありますが、40点を90点にする力はありません。見栄えが40点くらいだと思ったならば、まずはレイアウトを改善すべきです。

でも、フォントの種類くらいは、使い分けできておいたほうがいいかもしれませんね。

たとえば今回のコールアウトでは小さいテキストを多用します。このとき、太めのゴシック体を軸にしてフォントを選んでいくとミスしにくいです。近年ウェイトの細いゴシック体もたくさんありますが、コールアウトには少々馴染みにくいようにも感じます。

下の画像は「MSゴシック」でコールアウトを組んだ例です。MSゴシックはその細さがネックとなるフォントなのですが、AviUtlでBold(太字)ボタンを押してあげることで、見た目をそこそこ改善できます。

この「Boldボタン芸」はある種の反則技のような気もしますが、映像学区ではいろいろな場面でこっそり使っています。たとえばスタッフロール回では、「MS明朝」で同様の手順を試しています。いずれもバカにされがちなフォントですが、控えめなサイズで使うぶんには案外悪くなさそうです。