「ゆっくりボイスを打ち込んでいるツールを教えてください」
と、よく尋ねられるのでお答えしたいと思います。映像学区の制作では「ゆっくりムービーメーカー(以下YMM)」を使用しています。逆に他の人工音声ツールはあまり使ったことがありません。
YMMは、AviUtlとの親和性が高いため個人的には馴染みやすかったです。
普段YMMを使う時には、画面下の音声字幕部分だけを書き出しています。こうすることで、4K実写ドキュメンタリーのように専門的なソフトが必要な場合でも柔軟な運用ができるようになっています。
SofTalkのゆっくりボイス対応終了はそんなに問題ではない
2022年にSofTalkでゆっくりボイスが打ち込めなくなって以降、冒頭のような質問は増えてきたように思います。
調べてみるとたしかに、SofTalkは契約の関係でAquesTalk(ゆっくりボイス)への対応を終了したそうです。しかしAquesTalkが他のソフトからも消滅したわけではありませんので、少なくとも「ゆっくり実況が作れなくなった」と騒ぐのは大いに誤りがあります。じっさいYMM提供者(饅頭遣いさん)からも安堵を促すツイートがされていることから、この件について私は特段の不便を感じていません。
正直私も、質問をいただくまでは「AquesTalk」「SofTalk」「YMM」の相互関係をあまりよく理解していませんでした。ゆっくり動画の世界はまだまだ知らないことだらけです。もっと勉強します。
皆さんにはぜひ幅広い選択肢を知っていただき、正しい情報をもとに動画制作に励んでいただきたく思います。
次回の記事もお楽しみに。