個人サイトという環境への憧れ

雪原てとら 雪原てとら
2023年11月15日
Essay
Good old days on the Internet.
個人サイトという環境への憧れ

みんなに愛されてきたTwitterが、いつの間にか実業家のイーロン・マスクさんに買い取られ、気がつけば 「X」 という名前になり、ついムキになって 「こんなTwitterやめてやる」 と威勢のいいことを言っておきながら、結局いつもTwitterを離れられない人たちを見て、悪い笑みを浮かべている日々です。SNS激動の2023年もあと2ヶ月弱で終わります。

もし明日の朝、Xのタイムラインが消滅していたらどうしましょう。そのような場合、私はツイート(ポスト)する代わりにeizo-gak.comで発信をつづけることにします。DMの代わりに映像学区のメールもご活用ください。

しかし私がeizo-gak.comを立ち上げた理由は、なにもXが死んだ時の備えのためだけではありません。もともと個人サイト特有の自由な雰囲気が気に入っており、そんな環境で良い文章を書いてみたいという憧れがあったからです。

インターネットのいいところは、誰でも自由に独自の意見や経験を発信できるという自由さです。テレビや書籍とは異なり、特別な資格や肩書きが必要なく、個々のユニークで斬新な発信が可能です。誰が書いたのかは分からないので信ぴょう性はおいておくにしても、各々の興味深い体験や独自の視点にアクセスできます。

このような特徴をいちばんよく汲んでいるのが、個人ブログに日記的に書かれた文章だと思います。Google検索で見つけるのは難しくなってきましたが、今でも純粋に執筆を楽しむことを重視した、商業的な側面を持たない個人ブログというのは存在しています。(Hugoという静的サイトジェネレーターで建てられたブログはこの傾向が顕著。おすすめ。)こうしたブログは、執筆者の文章への情熱が溢れていて、「この人は本当に文章を愛しているんだな」という感覚が伝わってきます。


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私はどうもニワカながらに個人サイト文化を崇拝しているところがあって、eizo-gak.comにもその思想が映っています。そういえば最近ホームページの真ん中あたりに、バナーの表示エリアを追加しました。せっかくならば我がサイトでも、古き良き相互リンク文化の再現をやってみようというわけです。

第一弾として 「とうかみ日記」 様とのバナー交換が実現しました。もし精力的に個人ブログで文章を書いている方で、映像学区とのバナー交換をしたいという方がいらっしゃいましたら、DMまたはメールでご連絡いただければと考えています。

それから、動画を作る時間がなかなか取れないうp主にかこつけて、「時間ねぇー」 のバナーもお借りしています。こちらは、昔ながらの個人サイトによく貼られていたWebリングバナーです。白黒のバナーってどんなサイトにも馴染むので良いなと思いました。  

 

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