カメラからバッテリーが抜けなくなり対処に焦った

雪原てとら 雪原てとら
2022年10月17日
カメラからバッテリーが抜けなくなり対処に焦った

事件発生

ふだん私は 「ゆっくり映像学区」 というタイトルで様々な写真旅やVlogを投稿しています。しかしリアルでは忙しい大学生として生きているので、毎日カメラを触っているわけではありません。それでも、ふとした時にパッと手に取って写真が撮れるよう、X-T3と単焦点レンズのコンビで部屋に飾っています。もちろんバッテリーは入れたままです。

しかしこれがすべての始まりでした。

先日、 「しばらく写真撮っていないなぁ」 と思って、カメラの電源を入れると液晶が点きませんでした。まぁよくあることでバッテリーが放電してしまったようです。X-T3 は USB-C端子から給電できるので、普段はわざわざバッテリーを取り出しません。ただその日はちょうど手元に予備バッテリーがあったので「入れ替えたほうが速いじゃん」と思いました。

ところがなんということでしょう。

蓋を開けてロックを解除してもバッテリーが滑り出てこないのです。えっ……?

こういった事件は誰でも起こりうるなぁと思ったので、私が試した対処法をまとめます。困っている方は参考にどうぞ。ただし無理はよくないので、どうしても出てこないときはサポートや修理を頼ってください。


ガムテープを貼って引っぱる

デジタル一眼レフのバッテリーが出てこない!簡単な取り出し方を紹介します | Tanweb.net

ガムテープをバッテリーにくっつけて引っ張るという方法があるようなので試します。テープに余裕をもって「引っ張りしろ」を作るといいです。コツは、テープをバッテリーにしっかり粘着させること。

粘着面だけは剥がれないよう押さえながら、テープの「引っ張りしろ」を指で引きます。何度か試してバッテリーの先っぽだけ引っ張ることができました。


ピンセットで掴んで引っぱる

バッテリーのアタマが出てきたところでガムテープが剝がれてしまったので、あとはピンセットで強引に引っ張ることにしました。

バッテリーのロゴ面が引っかかっているのですが、他の面には少しだけ隙間があります。バッテリーを引きやすくするため、隙間にゼムクリップを挿し込んでおきます。

「出てきてくれ……」と神頼みしつつピンセットで引っ張ると、なんとかバッテリーを救出できました。あぁよかった。

教訓

今回の事件で得た教訓。

なぜバッテリーが膨張したのかはわからないですが、なんにせよ使わないバッテリーをカメラの中に入れっぱなしにするのは、リスクがあるなぁと思いました。旅先でのトラブルじゃなくて本当によかったです。

もしかしたら、互換バッテリーゆえのトラブルだったのかもしれません。写真から見て分かる通り、引っかかったバッテリーはNP-W126S型バッテリーの互換品でした。

もともと互換バッテリーは、純正品に比べてバッテリーの持ちと耐候性が悪いので、旅でのバックアップ用にとどめておくべきでしょうかね。少なくとも今後は 「互換バッテリーを入れっぱなし」 という状態をなるべく避けたいなと思いました。



 
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