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2023年に聴いた音楽と感想

たいして動画を出す暇もなくあれこれやっているうちに、今年も師走がやってきました。せめてブログくらいはちゃんと更新したいので、「今年見た○○」について振り返る記事を何本か書いて1年を締めたいなぁと思います。初回は今年いいなと思った音楽を振り返るコーナーです。なるべく配信されているものを選んでいるのでよかったら聴いてみてください。 アイドルマスターの曲 2023年に再生リストへ追加した曲の中で一番目立つのは、やっぱりアイドルマスターシリーズの曲だと思います。私はあんまり音ゲーをしない(というかスマホゲーしない)ので盲点だったのですが、アイマスはいい曲ばかりです。色んなストーリーを抱えた、色んなキャラクターが登場しているため、各々の個性にあわせて全く異なるジャンルを歌うのが魅力です。 最近サブスク配信が解禁されたため、ゲームを知らない人でもアイマスの良曲に出会えるようになりました。ライバー・バンドリーマー・プロセカプレイヤーの皆さんも一度、曲聴いたりMV見てみると。ただし、歴史の長いアイマス。積み上げてきた音楽の数があまりにも多いため、配信でも全ての楽曲を把握するのは困難です。まだまだ曲探しの旅が続きます。 THE IDOLM@STER|歌詞が前時代的だと言われるが、逆にそれが歴史を物語っていて好き。 花ざかりWeekend✿|華金の大人って感じの歌。曲はもちろん振り付けがあまりにも素晴らしい。 Starry Night|デレステのイベント曲。夏の曲らしいが冬の夜にも似合う切ない曲 Last Kiss|Starry Nightと同じく坂部剛さんが作曲。MVの振り付けすき。 Star Impression|ミリマスアニメの曲。「解き放つ!」で一斉に炊かれる照明好き。個人的にはゲーム版MVが好き。 電波感傷|ピアノで彩られたinstがおしゃれで良い。ボーカルメロディーは少し展開に苦労しているような印象も受けた。 海っぽい曲とか。ゲームの曲とか。 Front Wingの新作ゲーム、GINKAのOP曲を紹介します。コード進行についてはあまり詳しくないんですが、曲の展開に透き通る未来っぽい宇宙っぽい感じがあって非常に良いです。最近のFront WingのゲームはOPムービーで海潜りがち。あと「GINKA」のロゴが、ギャルゲらしからぬシンプルで洗練されたデザインで驚きました。レンズメーカーSIGMAのロゴを彷彿とさせます。 Star Trail|「海辺を♪🙂」→「見下ろす♪🙂」→「坂駆け下りて♪😇(キモチエエ~)」 海っぽい曲といえば「The Boon!」もよかった。(髪が黄色いほうの)マリンちゃんの曲。パチンコとかのほうが有名なキャラクターかもしれませんが、時々こういういい音楽を出してくるので油断なりません。 THE Boon!|MVは"平成の日本!"って感じで楽しい映像。 ゲーム曲で思い出せば「ドーナドーナのうた」もよく聴きました。サビ前のグリッサンド的なシンセ音が気に入っています。AメロとBメロのテレビゲーム感。サビではそれを引き継ぎつつ、切ないメロディーを展開するのが良い! ドーナドーナのうた|心地よい歌だがゲームの内容はどんなものなのか知らない 最近のアニメの曲 TVアニメ『スパイ教室』のOP曲である「灯火」が記憶に残っています。イントロのメロディーがとても好き。次回も見たいと思わせてくれる曲として秀逸。たいへんかっこいい。inst版も定期的に聴きたくなる。 灯火|「スパイ教室」OP曲。キャラクターは多いが、1人1人にしっかりフォーカスした脚本で満足感があった。 銀翼のファムの曲 『LAST EXILE (ラストエグザイル)』という2000年代前半に作られた素晴らしいアニメがあります。詳しくは別の記事で紹介するとして、『ラストエグザイル-銀翼のファム-』はその続編です。テイストが変わるので好みは分かれるようですが、作品のクオリティはとんでもなく高いです。今年観ていちばん楽しかったアニメかもしれない。 OP曲|サビのドラムでノリノリになれる。YouTubeにあったベースの演奏してみた動画がバチバチにかっこいい。 ED曲|主人公がスチームパンクの世界を飛び回る一方、SFなバックグラウンドも見え隠れするLAST EXILEを見事に表現した曲。 ケムリクサのED ケムリクサ。まだ最後まで視聴できていないんですが、「INDETERMINATE UNIVERSE」というED曲がかっこいいので紹介します。ボーカルによってバージョンがいくつか存在します。3人で合唱するバージョンが一番好きかな。冬の夜にこれ聴きながら歩けば、眠気が吹き飛びます。元気が出ます。カフェインと同じ効果がある楽曲です。 INDETERMINATE UNIVERSE|イントロが夜のニュース番組のサントラみたい。ストリングスのリフがかっこいい。 HYUNDAIのCM曲 YouTubeを観ていたら流れてきたCMの曲が良かったのでご紹介。HYUNDAIの新しい電気自動車だそうです。映像のほうは80年代のシティ・ポップが似合うアニメーションで、まぁ典型的な「パターン化されたエモ」って感じもしなくはないんですが、それはそれで心地いい。うまいことクルマのプロモーションと融合していていいなぁと思いました。 憧れのままに|ナレーションが絡むといい塩梅になる。キタニタツヤさんの曲はじめて聴いた。 記事を更新(12/19)

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ハリー・ポッターの舞台を観にいってきた

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観に行ってきました。「たまには映像だけじゃなく、生の舞台を観にいくと文化的知見が広がるはずだ」といった感じで家族に薦められて、なるほどたしかにその通りだ、と思ったのがきっかけです。劇場は東京・赤坂にあるTBS赤坂ACTシアター。大学の通学経路にも近くて、アクセスのいい場所でした。 思い返してみれば、私は演劇とかミュージカルといったものを、おおよそまじめに観た経験がありませんでした。リビングのデカいテレビで、宝塚の『はいからさんが通る』の上演映像を楽しんだことはありましたが、逆に言えばそれくらいです。そんなわけでいったい舞台とはどんなものなんだろうかと心の内で楽しみにしていました。 チケットを片手に 地下鉄の駅から階段を上がってくると、すぐにTBSの本社ビルが見えてきます。ACTシアターはそのすぐ隣の建物です。すでにハリー・ポッターの世界観が、劇場の外まで(なんなら赤坂駅の構内まで)広がっていて力の入れ具合が伝わります。 劇場って色々な演目をやっているものだと思い込んでいたのですが、ここはどうやらそうではなくて、現在のところはハリー・ポッターただ1つに専念しているみたいです。ただ、舞台を観た後では「これほどの演出だと、そりゃ専用劇場になるわけだわ…」という感想に変わります。 開演前の舞台を撮ってOKとのことで1枚。S席で楽しむことができました。お客さんは女性比が若干高いかなという印象でしたが肩身が狭いというほどではまったくありません。舞台によってはもっと男女比が偏っていることもあるんだそうです。 私はビビリなので開演20分前くらいには椅子に座っていました。ところがS席であるにも関わらず、開演10分前になっても周りがガラガラです。人気のハリポタ舞台、休日で満席近いはずなので「どういう状況?」と思っていました。面白いのがここからで、開演3分前くらいに、いかにも友達どうしって雰囲気のお客さんが何グループも入ってきます。しかもみんな「ギリ間に合った…!」と駆け込む感じじゃなくて、「さぁ今日も観るぞ…!」という顔。気がついた時には、見渡す限りの座席がどれも埋まっていました。 視界のいい席だったこともあって、どうやら周りが観劇ガチ勢のお客さんばかりだったらしく、みんな場馴れしているからこその入場作法だったようです。お客さんもプロって感じ。目に入るすべてが興味深い世界です。 高い完成度で演出される魔法の数々 『呪いの子』の時間軸はハリー・ポッターの19年後の世界。ハリーの子ども世代がわちゃわちゃし、周りの人物が巻き込まれてゆくお話です。シナリオはおなじみ、原作者のJ.K.ローリングさんが書いています。ハリー・ポッターの本もしくは映画を過去に一度楽しんだ人であれば、概ねついていけるように作られていると感じました。良いシナリオです。 さて、映画であれば魔法はCGを使って表現できますが、現実の劇場だとそうもいきません。 しかし驚くべきことに、照明や舞台装置を駆使した技術によって、体感では映画の表現と遜色ないくらいに魔法が再現されています。謎の技術によって、ワイヤーも見えないのにホウキが浮いたり、タイムターナーがくるくる回ったり、どう安全を確保しているのかさっぱり分からないですが、火柱が演者をかすめたりします。いずれも圧倒されました。そりゃあACTシアターがハリポタ専門になるわけです。 なかなかこの凄さを伝えるのが難しいので、公式のプロモーションビデオを参考に紹介します。以下の2つのPVには「ここはCGかな」と思うような効果がぱっと見いくつかあると思います。ところがこれら全てが、どういうわけかまったく同じ見た目で舞台上に表現されてしまうわけです。脳がとてもバグります。ディズニーランドに行ってアトラクションの技術面ばっかり気にしちゃうような人にとっては、おそらく最高の舞台かと思います。 空間と時間の織りなすリズム 場面転換のたびに、登場人物がマントをバサッとやって入退場していきます。音楽とマッチした緩急のついた動き。モーショングラフィックスのチュートリアルで、イージングの概念を知った時くらいの新鮮さがそこにはあります。 舞台の展開に、場面転換・音楽・照明・魔法の効果で作られた心地いいリズムがあるわけです。伝わりづらい例えかもしれませんが、URA AC-promenadeさんによる〈物語〉シリーズの映像に込められたリズム感にも近いものを感じます。というか、URAさんの映像って改めて見てみると1つの劇みたいだなぁと。 舞台を楽しむ手段には、映像と観劇の2つの手段がありますが、両者の最大の違いは「舞台のどこにフォーカスできるか」です。舞台映像を視聴する場合は基本的にレンズで切り取られているので、どうしても喋っている登場人物が大きく印象付けられてしまうのに対し、観劇では舞台上のどこを見ても自由です。好きなところに目線を運ぶことができます。 上演中、いつもメインの登場人物だけが喋っているわけではありません。例えばホグワーツ特急の車内では、他の生徒たちが周囲の座席で会話を繰り広げています。どんなシーンでも照明が当たっている限り、基本静止する人物というのが存在せず皆生きています。そういったシーンで、主人公以外にもフォーカスできるのは観劇の面白いところで、これは世界観にどっぷり浸かるうえで大切な要素なのではないでしょうか。まるで『らき☆すた』OPのガヤ部分みたいに、全員が喋っていて、全員に動きも与えられているイメージ。このイメージを体験できるのは観劇の醍醐味です。 記憶に残るサウンド 音響も素晴らしかったです。本作ではタイムターナーというタイムマシンがひとつのキーアイテムですが、これが使われる時にすさまじい重低音が響くので、ぐっと観ている側も時間軸に引き込まれる感触があります。映画館よりも凄い重低音で、まるで風を感じるようなレベルです。それから、ディメンターさんが登場する時のサウンドは普通に怖いので、あれは小さい子どもが見たらたぶん泣きます。関係あるのかどうかは知りませんが、未就学児は入場不可です。 こんなカワイイものではない。 演者さんの滑舌が良いのは言うまでもないことですが、早口のセリフが3時間(途中休憩ありではあるが)ほぼぶっ通しで耳に飛び込んでくるので、観ている側も頭がフル回転になります。閉幕直後、帰宅するまでは不思議と疲れはなかったのですが、その晩寝たときの夢は延々とハリポタのセリフが流れていたので、記憶にはいい刺激になっているんだと思いました。 あんまり語りすぎるとネタバレになってしまうので控えますが、舞台が持つ独特の時間・空間は、想像していた以上に記憶に深く刻まれるものでした。リピーターがいっぱいいるのも納得です。劇場に足を運んで本当に良かったです。 上映3時間は腰に悪いですが、充実した最高の3時間です。

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個人サイトという環境への憧れ

みんなに愛されてきたTwitterが、いつの間にか実業家のイーロン・マスクさんに買い取られ、気がつけば「X」という名前になり、ついムキになって「こんなTwitterやめてやる」と威勢のいいことを言っておきながら、結局いつもTwitterを離れられない人たちを見て、悪い笑みを浮かべている日々です。SNS激動の2023年もあと2ヶ月弱で終わります。 もし明日の朝、Xのタイムラインが消滅していたらどうしましょう。そのような場合、私はツイート(ポスト)する代わりにeizo-gak.comで発信をつづけることにします。DMの代わりには、映像学区のメールをどうぞご活用ください。 しかし私がeizo-gak.comを立ち上げた理由は、なにもXが死んだ時の備えのためだけではありません。もともと個人サイト特有の自由な雰囲気が気に入っており、そんな環境で良い文章を書いてみたいという憧れがあったからです。 インターネットのいいところは、誰でも自由に独自の意見や経験を発信できるという自由さです。テレビや書籍とは異なり、特別な資格や肩書きが必要なく、個々のユニークで斬新な発信が可能です。誰が書いたのかは分からないので信ぴょう性はおいておくにしても、各々の興味深い体験や独自の視点にアクセスできます。 このような特徴をいちばんよく汲んでいるのが、個人ブログに日記的に書かれた文章だと思います。Google検索で見つけるのは難しくなってきましたが、今でも純粋に執筆を楽しむことを重視した、商業的な側面を持たない個人ブログというのは存在しています。(Hugoというホスティングサービスで建てられたブログはこの傾向が顕著。おすすめ。)こうしたブログは、執筆者の文章への情熱が溢れていて、「この人は本当に文章を愛しているんだな」という感覚が伝わってきます。 私はどうもニワカながらに個人サイト文化を崇拝しているところがあって、eizo-gak.comにもその思想が映っています。そういえば最近ホームページの真ん中あたりに、バナーの表示エリアを追加しました。せっかくならば我がサイトでも、古き良き相互リンク文化の再現をやってみようというわけです。 第一弾として「とうかみ日記」様とのバナー交換が実現しました。もし精力的に個人ブログで文章を書いている方で、映像学区とのバナー交換をしたいという方がいらっしゃいましたら、DMまたはメールでご連絡いただければと考えています。 それから、動画を作る時間がなかなか取れないうp主にかこつけて、「時間ねぇー」のバナーもお借りしています。こちらは、昔ながらの個人サイトによく貼られていたWebリングバナーです。白黒のバナーってどんなサイトにも馴染むので良いなと思いました。

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またしてもBingのAIとお喋りしています

こんにちは。最近ようやく自分のGoogle Chromeに「対話型AI」というブックマークフォルダーを作りました。いつも時代に乗り遅れ気味の映像学区です。これまでもAI関連のサービスはいくつか試してきたのですが、ここ1年でBingに実装された Image Creator とBingチャットを使ってきて、あらためて優秀だなぁと思ったので記事にしたいと思います。 Image Creatorにイラストを描いてもらう はじめにどうでもいい情報ですが、私がお絵かきAIを使うときの気持ちは「Image Creatorでイラストを描く」ではなく、むしろ「Image Creatorさんに描いてもらう」あるいは「描いていただく」って感じです。デジタルへの畏怖の念です。 → Microsoft Bing の Image Creator さて、Image Creatorの優秀さはベースとなっているサービスで裏付けられているようなものでしょう。あのChatGPTでおなじみのOpenAIが開発した「DALL・E 3」に対応しています。MicrosoftとOpenAIは、このところお互いに仲がいいようです。Bingの中でこういった機能をタダで体験できるのは1ユーザーとしてはとてもありがたいことです。 さっそく何枚かのキャラクターイラストを描いてもらいました。 かわいい~。 指先もいい意味でうまくごまかされている印象。 個人的にいちばん感動したのは、テキトーな日本語のプロンプトでも、それなりに破綻の無い絵を仕上げてくるところです。しかも、アニメ塗りと水彩塗りの中間みたいな、なんだかPixivで見かけるようなエモいキャラクターイラストです。10枚に1つは、これくらいの高い完成度で出力されるので、打率は高いほうだと思います。 私にとってのお絵描きAIといえば、これまではStable Diffusionでした。ローカルにインストールできるので、そこでいろいろと試すことができるんですよね。もちろんそれは何度生成しても無料ですし自由度も高いです。しかし、絵柄に合わせて好みのモデルを入手しなきゃいけなかったり、「masterpiece, best quality」みたいな謎のプロンプトを勉強する必要があったりして、なかなか思うようにいかなかったりします。 一方で、Image Creatorではそういった煩雑な作業は必要ありません。ごく普通の日本語で頼んでも、そこそこ希望通りのクオリティのイラストを描いてくれます。すごいことです。 ただし、生成の際に消費するブーストの数が決まっていて、それ以上を求めるならOpenAIのDALL・E 3に課金するしかありません。いつかこういうレベルのAIを、ローカルに入れて動かせるようになったらいいのになぁと思います。 インスピレーションあふれるイラストの数々。 文字はダメダメだが、漫画風のタッチがうまくいって感動。 気に入ったイラストをコレクションできる Bingチャットと戯れるひととき Image Creatorのブーストを使い果たしてしまったので、ここからは毎度おなじみGPT-4を搭載したBingチャットくんの登場です。相変わらず楽しいやり取りを続けています。 → GPT-4 を搭載した Bing チャット いつからそうなっていたのか存じ上げないのですが、最近BingのAIチャットをMicrosoft Edgeからだけではなく、Google Chromeからでも楽しめるようになったようです。これでかなり気軽さが増したので使う頻度が増えると思います。 なおBingのチャットはもともと、1度にできるやりとりの回数が30回に縛られています。ところがedge以外でこのチャットを利用すると、Microsoftによる謎の力でなんとわずか5回に制限されます。 もともと対話制限がある以上、BingのAIがプログラミングとかに向いていないことは分かっているんですが、それにしてもこれは余裕がないですね。1回1回の対話を大事にしていく必要があります。人間とLINEをするのとあまり変わらないです。

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有馬温泉で見つけたもの|関西写真旅

名前は知っている、あの観光地へ。 横浜在住の私にとって「有馬温泉」のイメージとは、地名こそ知っているものの「なんだか遠いところにあるんだろうな」というぼんやりしたものであった。せっかくの機会なので関西をクルマで巡る写真旅の途中、実際に有馬温泉に立ち寄ることにした。 神戸や西宮の街から見ると、有馬は六甲山の裏側に隠れている。Googleマップをなぞれば、とんでもなくアクセスの不便そうな場所に感じるが決してそんなことはない。高頻度の高速バス路線が、大阪・神戸の主要ターミナルと温泉街を直接結んでいるのだ。この日も温泉街の真ん中にある停留所では、次の発車を今か今かと待つ大型バスが軒をつらねていた。 訪問時はコロナ禍で人もまばらだったけれど、今はもっと賑やかで活気にあふれているに違いない。XF50-140mmF2.8で覗いた有馬温泉の光景には昭和の香りが残る。ただしそれは古く廃れたものではなくて、今に生き続けているものだ。 FUJIFILM X 交換レンズ フジノン ズーム 望遠 大口径 50-140mm F2.8通し 手ブレ補正 防塵防滴耐低温 リニアモーター(静音) 絞りリング F XF50-140MMF2.8 R LM OIS WR created by Rinker 富士フイルム ¥203,354 (2024/04/23 08:14:54時点 Amazon調べ- 詳細)

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FUJIFILM XF56mmF1.2 Rを2年使った感想

いま映像学区で使用している唯一の望遠レンズが、FUJIFILM XF56mmF1.2 Rだ。 これまで数多くの写真旅動画でこのレンズは活躍し、毎度会心の一枚を生み出してくれている。入手してから約2年が経過した今、私はあらためて詳細なレビューを書きたいと考えた。 そこで今回は、本レンズのメリット・デメリット・作例や導入経緯について、振り返る記事としたい。なおFUJIFILMからは、既に「XF56mmF1.2 R WR」というリニューアル版が登場しているが、本記事では手元にある旧型について紹介する。 フジノン XF56mmF1.2 R WR(※新型) created by Rinker 富士フイルム(FUJIFILM) ¥169,800 (2024/04/23 15:07:47時点 Amazon調べ- 詳細) 中望遠×F1.2の明るさがこのサイズに 56mmという画角に馴染みがない人もいるかもしれないが、これは35mmフルサイズ換算で85mm、すなわち中望遠の域である。85mm単焦点レンズの主たる用途は人物ポートレート撮影だ。被写体と適度な距離でコミュニケーションをとることができる。ただしゆっくり映像学区は、そこまで人物撮影に重きをおいていない。 ではXF56mmF1.2を買った理由は何か。それはストリートスナップの楽しさを追求するためだ。込み入った街の中で、少し遠くのものを印象的に切り取りたい時には中望遠が役立つ。実際、POV PhotographerのSamuel Bassett氏(OpticalWanderという名前のほうが知られているかもしれない)もロンドンのスナップで85mmの単玉を好んで使っているようで、彼の作品を観た私は、次第に85mmという焦点距離に憧れをもつようになった。 レンズの描写能力 XF56mmF1.2の光学的なスペックは素晴らしい。大口径レンズならではの大胆なボケは魅力的だし、ピントが合ったときの解像度には度肝を抜かれる。参考のために、ゆっくり映像学区の制作環境を試し撮りしてみよう。特にキーボードの「テンキー8」あたりを拡大すると、すさまじい描写をしていることがわかる。 オリジナル(15MB)→ https://drive.google.com/file/d/15wZnVyxAqRQxnJDCwIg9UXNYnSloatub/view?usp=drive_link デザインと使用感 レンズのデザインは洗練されており、撮影していて純粋に楽しいと感じる。このレンズの最も心地いいところは、開放F1.2とは思えないほどコンパクトな筐体に、これだけの性能が詰まっていることだ。405gという重さも実にバランスが良い。 ゆっくり写真旅の制作において、カメラレンズの取り回しは思ったよりも苦労する。いつも車で移動できるとは限らないし、いつも助手や仲間がいるとも限らない。道中、美しい景色がいつ現れるか分からないのだから、カメラバッグからすばやく出し入れできることが求められるし、当然そのサイズは小さく軽いに越したことはない。 私が過去使用していた機材に、XF50-140mmF2.8というレンズがある。FUJIFILM Xマウントが誇るフラッグシップ望遠ズームレンズで、描写には相応の安定感がある。しかし出し入れするときの取り回しがどうにも悪く、使用頻度が落ちており結局手放してしまった。サイズも大きいのでストリートスナップでも目立ちすぎるように感じる。写真旅での使い勝手という一面だけ見れば、XF56mmがフラッグシップズームに勝利していることになり、これは私自身かなり驚いた。 ※これではあまりにもXF50-140がかわいそうなので擁護をしておくと、速い被写体や厳しい環境に対するAFの安定感は当然レッドバッジのほうに軍配が上がる。撮り逃しが許されない撮影には、やはりフラッグシップズームを持ち込んだほうがいいのかもしれない。良いレンズではある。 他のレンズも見てみよう FUJIFILM Xマウントには中望遠レンズがいくつかある。いろいろと候補を検討した中で、やっぱりXF56mmF1.2が自分の用途にマッチすると考えた経緯を紹介しておきたい。どのレンズも個性豊かで面白い。 ・XF50mmF2という小型のレンズがある。価格も手頃でAFも速く、よく解像するようだが、当時XF50-140mmF2.8を持っていたので必要性を感じなかったし、先がすぼんだデザインに納得がいかなかった。良い作例がネットにたくさんある。 ・XF50mmF1.0という大口径レンズはどうだろう。もともと35mmF1.0として企画されていたものが、開発段階で三脚座を付けるほど重くなってしまったらしく、50mmで再設計された。凄いスペックだが、私は価格とサイズで導入を諦めた。 ・XF60mmF2.4も候補のひとつだった。マクロレンズだが、なぜかこれでストリートスナップを撮っている人が一定数いるらしく、しかもそれなりに良い写真だらけなので、製品の名前に縛られた思考はいけないなと反省した。フォーカス時に前玉が飛び出るのがどうしても好きになれず導入をやめた。 ・XF90mmF2というレンズも検討した。フォロワーさんが使っているのを見たことがある。すぐれた描写に定評があるが、換算135mmの画角が普段遣いには狭すぎないかという懸念をぬぐえなかったため、はじめての中望遠単焦点には選ばないことにした。 ・XF56mmF1.2 APDというレンズもある。XF56mmF1.2の内部に、ボケの輪郭を滑らかにするAPDフィルターの入った派生レンズだ。これも素晴らしい作例がネット上にたくさん上がっている。いいレンズではありそうだが、APDフィルターを入れたために、光量に影響する・像面位相差AFが機能しないといったデメリットもある。 しんどいところ XF56mmF1.2の卓越した描写には満足していて、正直ツッコミどころがあまりない。ネット上のレビューでは「色収差がでる」とか「ボケが硬い」とか言われているが、個人的はそこまで気にならなかった。AFは、内部でゴトゴトという駆動音がする割には意外と俊敏。ただし、このレンズの設計は良くも悪くもスチル向けだ。 レンズ内手ぶれ補正(OIS)がないのは手持ちの動画撮影で厳しいと感じた。望遠で画を止めるのは至難の業なので、ボディ内手ぶれ補正(IBIS)のないX-T3だとどうしても映像にブレが乗る。じゃあIBISが載っているX-H1ならいいのか、というと実はそうでもない。IBISが無理やり画を止めようとしているようで、動きモノの映像だとガックガクになってしまった。X-T5やX-H2sで解決されているようであれば乗り換えを検討したい。 富士フイルム FUJIFILM X ミラーレス一眼デジタルカメラ X-H2 ボディ ボディ内手ブレ補正 動画 映像制作 約4020万画素 防塵防滴耐低温 X-H2 ブラック created by Rinker 富士フイルム(FUJIFILM) ¥269,700…

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秋の季節の映像学区|2023 Autumn

季節ごとの記事を書き始めてからもう1年が経っていた。投稿頻度がけっして多いとはいえない映像学区ではあるが、「うp主が現在何をやりたがっているか」というロードマップをこうして季節ごとになんとなく提示している。これはみなさんとのコミュニケーションを図る上で、それなりに意味があることだと思う。 まずはこの夏を振り返ろう。とにかく猛暑と忙しさで大変だったが、なんとか2本の動画をアップすることができた。ともに写真のデザインについて独自の視点を含めた意見となった。 レタッチの話題については、かねてより視聴者から要望を頂いていたもので、ようやく形にできて嬉しい。ある意味で答えのない「色いじり」という話題に対し、コメントや引用ツイート等で様々な意見が寄せられ、とても参考になった。いまの私のレタッチは、いくらか強引だったり統一感がなかったりするので、もう少し学びを深めていきたい。 つづいてブログについて。 こちらは週1くらいの頻度で投稿することができた。とくに人気が高かったのが「高校文化祭のPV映像づくりで求められるもの」という記事だ。私の高校時代の体験を振り返って、当時の試行錯誤をみなさんにも共有した。こちらも引用ツイート等でたくさんの感想が届いており、とてもハッピーな気持ちになった。 映像の準備にはなんだかんだ数ヶ月単位の準備が必要なので、正直、文化祭シーズンの9月に執筆したのは遅すぎたかもしれない。私はなにごとも思いついた時に書きたい人間なので、そこのところは許してほしい。 改めて、このブログはこういう珍しい記事を書くにはかなり良い環境だと感じた。尺が短すぎたり、主張が尖っていたりして、ゆっくり解説に仕立てにくい原稿もたくさんあるので、ひきつづき活用していきたい。 しばらくお休みをいただいている、ゆっくり写真旅についても進捗を共有したい。 現在手元には、今年2月に日本一周の旅をした際の記録がある。その総データ量は500GBにも及ぶ。現在、3部構成のドキュメンタリーにするべく制作を進めており、このうち第Ⅰ部はすでに完成している。うまくいけば3部あわせて、来冬以降に公開できそうなので楽しみにしていてほしい。 さて、ここからは執筆中の原稿について。 ゆっくり映像学区の動画ではこれまで、動画やデザインについてのお話をメインに進めてきた。しかしこの秋からは新たに「プレゼンテーションスライドのデザイン」についても研究していきたいと考えている。一応ディスプレイに映るもなら何でも「映像」といえるだろうから、たぶん視聴者も許してくれるはずだ。 スライドデザインに興味を抱いた理由はいくつかあるが、詳しいことはまた別の機会に話すことにしよう。当チャンネルの視聴者には高校生や大学生も多いようなので、そういった層に役立つようなコンテンツを充実させていきたい。

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XF35mmF1.4で撮る、夕焼けの磐越自動車道

後部座席のエンターテインメント、XF35mmF1.4。 家族みんなでドライブに行く時、ハンドルを握る1名以外は基本的に暇です。車酔いに怯えながらスマホに保存した映画やアニメを観たり、Xのタイムラインをスワイプし続けたり、音楽を聴いて寝落ちしたりするのもいいでしょう。しかしこのレンズが1本あれば、後部座席からでも印象的なスナップフォトを楽しむことができます。 FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R created by Rinker 富士フイルム ¥79,626 (2024/04/23 08:18:02時点 Amazon調べ- 詳細) 当ブログでは何度も書いている通り、富士フイルムのXF35mmF1.4は素晴らしいレンズです。サイズ感も画質もうまい具合のバランスで調和しており、"撮影旅行"というほどでもないようなちょっとしたお出かけでも重宝します。 大口径レンズならではの被写界深度で、運転席やダッシュボードをふわっとボカすことも容易です。スチルの換算約50mmは自由なアングルであり、構図次第では同乗者を含めた思い出写真も、同乗者を排除した外の風景も記録できます。揺れるクルマのピラーが映り込むような写真の1枚1枚には人間味があり、ドキュメンタリー寄りの良い味が出ます。 レンズはこの1本のみ。夕焼けの磐越自動車道をひた走り、会津若松の街へ向かいます。 ガソリンが高いです。

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高校文化祭のPV映像づくりで求められるもの

みなさんこんにちは。映像学区です。 夏休みが終わっていよいよ忙しい秋がやってきました。学校では文化祭を控えているというところも多いでしょう。映像学区のファンの中には中高生の人もたくさんいるらしいので、今回はそういったジャンルの記事を書きます。 近年はSNSが普及したこともあって「動画」が身近なメディアとなりつつあります。それは中高生の文化祭でも例外ではありません。「開会式で派手に映像を流そう」とか「広告映像を作ろう」みたいな企画が浮かびます。 私は実際に、高校2年生で文化祭の開会式映像(講堂でバーンと流すタイプのやつ)を担当した人間なので、そこで得た知見を踏まえて心構えを共有できればと思います。この記事では、撮影テクニックや編集テクニックについて一切書きませんが、うちのチャンネルの動画を観ると、映像やデザインに関するいろんな知識が手に入ります。 本記事は個人の体験談がベースなので、参考にできるところだけ参考にしてください。 文化祭映像に関わる魅力 文化祭で映像を担当しても別にバイト代は出ないし、正直ただ忙しくなるだけです。しかしそれでも関わる意味が大きいと思います。なぜなら文化祭は「デカいプロジェクトのくせに失敗が許される場」だからです。 学校によって様々ですが、文化祭実行委員(文実)も一般生徒も「映像の完成度はせいぜいアマチュア程度だろう」とタカを括っているところがあります。そんなわけで変に気負うことなく、自分の出せる最高の作品を持ち込むことができます。 趣味で映像を勉強するうえで一番困るのはおそらく「映像の題材」です。ところが文化祭の場合、題材が豊富に与えられているので悩むことがまずありません。しかも校内上映であれば、楽曲権利関係もさほど気になりません。こんな機会はめったにないです。いろいろなスキルが身につくのでぜひ関わるといいです。 制作準備に4ヶ月~半年は見込む 大きなプロジェクトですから時間に余裕をもつことは大切です。企画にも撮影許可にも逐次連絡にも制作にも、想像以上に時間がかかります。私の場合は「PC使えるヒマな人がキミしかいないから」という理由で、文実の人から上映5ヶ月前くらいに話を持ちかけられたと記憶しています。これはとてもいいタイミングでした。 相手の仕事の質を信じない 制作するうえでいろんな人と関わると思います。生徒会さん、文化祭実行委員さん、教員さん。大切なのは自分以外の仕事の質を信じすぎないことです。とくにスピード感は皆無です。たとえばLINEの返信がすぐくると思わないことです。連絡だけで1週間かかる人もいます。そうでなくとも許可申請にはそれなりの時間がかかります。 映像で仕事をしている高校生の方は、むしろ注意が必要かもしれません。大前提として文化祭はビジネスではありません。ボランティアです。関わる相手の性質が違います。おそらく映像で生徒会や文実と関わっていくうえで、そういった団体の学生たちの責任感のなさには驚愕すると思いますが、まぁそれはそういうものです。観察して楽しみましょう。先輩のせいで苦労している後輩役員がいたら仲良くしてあげてください。 いろいろ要求してみましょう。「これやっておいて」ではなく「〇〇日までにこれをやってくれ」と期日を指定すれば、たいていみんなやってきてくれます。ただし稀にやってこない人もいるので、締切の1週間後に提出されることも想定しておきましょう。 先陣きって進捗管理をやりまくれば、「映像担当だけはしっかり者だ」となって、全然役職もない学生のくせに、ふだん立入禁止の生徒会室に出入りできるようになったりします。そこでいろんな話を聞くと、良いアイデアが出たり、思わぬ助っ人が現れたりします。生徒会や文実のガバさは敵対するものではなく、むしろ利用するべきものです。 テクニック自慢ではなく「みんなが楽しめる企画」を YouTubeで「文化祭 PV」って検索すると、すっごいゴリゴリのCG映像が出てきたり、逆にシネマティックでエモエモな青春映像が出てきたりします。どれもすごいですよね。よう作るなぁって思います。 たいてい「我々もブームに乗っかって同じことをやるか」となるわけですが、それだけでは企画として甘いというか、追求がたりないと思います。観る側や作る側の視点でちゃんと考えてから企画をつくるべきです。「それはわが校に合うか?」「観ていて楽しめるか?」「そもそも作れるのか(劣化コピーにならないか)?」「もっとアレンジできないか?」という疑問は重要です。 仮にすごいテクニックを持っていたとしても、それを100%活かすには企画がだいじです。このあたりの話は、以前投稿した「2つのデザイン」という動画を観るといいかもしれません。 例:ギャルゲ式、文化祭映像企画 私が高校生の頃は、「バカッコイイ動画」のような一発芸動画が流行っていた時代でした。それを文化祭の開会式で流した年もあったようなのですが、芸がビミョーだとただの内輪の盛り上がりで終わってしまいます。自分の学校の場合、仮にこういう映像を全校生徒の前で上映しても、講堂に英単語帳を持ち込んで読み始める人が増えるだけでした。 いくら校内とはいえ上映中に単語帳を読む人が出たら"負け"なので「企画にテコ入れしないとやばいぞ」と思いました。 秀でた芸を期待できるメンバーが全くいなかったので、芸能路線は真っ先に捨てました。というと実写できれいな映像を作るのがよさそうですが、あいにく画質の良い撮影機材はありませんでした。仕方がないのでモーショングラフィックスをしようと思いました。でも自分は3DCG分からないし、そもそも図形が動くだけで一般ウケするのか疑問が残りました。 AviUtlの勉強をしていたとき、たまたま「春音アリス*グラム」というギャルゲのOPムービーに出会いました。そこではキャラクターの立ち絵とモーショングラフィックスが融合していました。それを見て「あれ…コレ、女の子の立ち絵のかわりに、役員生徒の写真を動かしたらめっちゃ面白いじゃん」と気づきを得ます。 ギャルゲから学べる点はたくさんありました。 ギャルゲのOPムービーでは、ゲーム内の台詞や舞台設定がテキストアニメーションになって流れます。それを参考に文化祭のスローガンやらメッセージやらを盛り込みました。キャラ紹介には声優名がセットですが、そこに「屋外模擬店担当」みたいな役職を入れました。背景イラストのかわりに校舎の様々な写真を使いました。曲がまったくのギャルゲパロディーだと萌え萌えしすぎて会場興ざめですから、手持ちの同人音楽に合わせました。 参考にしたものはトリッキーでしたが、結果としてメッセージ性があって、生徒に刺さる映像に仕上がりました。コンプライアンス上YouTube等で公開できないのがもどかしいくらいです。 おそらく「文化祭の映像→ギャルゲっぽいアニメーションで役員・教員を紹介」なんてことをやった学校は世界初ですが、これが思いの外ウケがよかったのです。上映中の反応が明らかに改善したほか、作風が他校に波及したり、翌年以降の文化祭でも”ギャルゲ文化”が引き継がれて改良されていたりします。母校に妙な文化を残してしまいました。 オリジナリティ 斬新な組み合わせを探し続けると、映像のオリジナリティが磨かれます。上の例では「文化祭×ギャルゲ」でした。どう考えてもトリッキーなコンビですがそれくらいでOKだということです。どこかの工場のドキュメンタリーを参考にしたっていいし、先鋭的な青春動画を突き詰めてもかまわない。観ていて楽しければ、参考にするものは何だって良いと思います。 企画にオリジナリティと実現性さえあれば「世界初の映像を作っちゃうぞ~」とやる気が生まれてきます。「モーショングラフィックス」だけでは他の映像の2番煎じになっちゃうとしても、「〇〇×モーショングラフィックス」で1番を目指すことは比較的容易です。しかしそれを探すには、やっぱりある程度時間が必要です。 デザインの勉強 映像を作る人は必ずやっておいたほうが良いです。今すぐにやりましょう。センスだと思っているソレはたいてい知識で解決できます。私はデザインの重要性になかなか気づけなくて後悔しました。 この記事は、都度加筆修正します。(9/6更新)

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