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夏の季節の映像学区|SUMMER 2023

今年も半分が終わっていよいよ夏がやってきました。どれくらいの写真旅ができるか分かりませんが、夏休みに一度くらいはどこかへ遠出したいですね。それにしても暑い季節です。日傘が手放せません。

4月から6月にかけてアップした動画は3本。アニメーションの「動き」について語るシリーズや、超広角レンズ「TAMRON 11-20mm F2.8」の発売前レビューをお送りしました。これからも引き続き、新しさを求めて、映像やデザインに関する原稿を書いていきます。どうぞよろしくお願いします。


実はこの春は、ネットの活動以外にも色々なことをしました。ある防災イベントで放映された4Kドキュメンタリーのディレクションやポスプロを手伝ったり、知り合いのAviUtl導入を手伝ったり、プレゼンデザインの個人指導をしたり。どれも楽しかったです。

こういったリアルでの活動を経て、最近私は「教育っぽいことが好きなのかもしれない」と思うようになりました。

ゆっくり映像学区のTwitterに昔から残している言葉があります。「つよつよではないけれど、ほどほどに映像制作」というフレーズです。センスがあり第一線に君臨する、そんなガチの映像づくりは無理かもしれない。でもほどほどに良い映像くらいなら誰だって作れるはずだ。ならばそのための知恵は、もっとちゃんと共有されるべきだ。そんな意味を込めています。

今の世の中、だいたい20~50万円くらい出せば、そこそこの映像を依頼できます。しかし、どんなに大きな企業でもその20万円を出せないような場面って、世の中にたくさんあります。個人や有志ならなおさら荷が重い額でしょう。

たしかに需要と供給が合わないとき、切り捨てられるのが論理です。でもそういったワンシーンを飾るのって、そんなに難しいことではなかったりします。(結婚式フォトのような熟練の技を要する場面は別ですが💦)もし皆さんが身近で、本来は映像にすらならなかったような思い出を、デザイン良く作品として残せたなら、すごくエキサイティングなことではありませんか。きっとたくさんの人が喜ぶでしょうし、思い出の価値は爆上がりすることでしょう。

そういった、こぼれ落ちそうなシーンをすくえる人を増やすのが、ゆっくり映像学区の夢です。